【道具 基本編】ガーデニング初心者が揃えるべき最低限の道具8選|安心してスタートできる基本セット

木目調のテーブルの上にガーデニング初心者が揃えるべき道具が乗っている(OD色のロング丈のガーデングローブ、OD色のショート丈のガーデングローブ、黒い膝当てパッド、ブリキのバケツ、緑色のプラスチック製じょうろ、ブリキ製じょうろ、OD色の霧吹き、取っ手がOD色の草花用剪定バサミ、取っ手がOD色の芽切バサミ)。

ホームセンターの園芸コーナーを歩いているとき、道具の多さに思わず立ち止まったことはありませんか?
見ているとワクワクしますが、ガーデニングをはじめようと思い立った頃は、何を買えばいいのか迷ってばかりでした。
「最低限これだけ揃えればいい」という情報があれば迷わず買えるのに…と、思ったことがあったので、記事にしてみました。
この記事では、ガーデニング初心者がまず揃えるべき最低限の道具8つと、選び方のポイント、失敗しやすい注意点をわかりやすくまとめています。 初めてでも安心してスタートできるように、必要最低限に絞って紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

目次(クリックすると選択先へ飛びます)

手袋(ガーデングローブ)

手を守る必須アイテム。土や肥料、薬剤から手を保護します。

  • 選び方:フィット感のある薄手タイプで手のひら側がゴムコーティングされているものが、滑りにくいのでおすすめです。トゲのある植物には腕まで覆えるロングタイプの革手袋がいいですよ。
  • 目安の価格帯:500円〜3,500円
  • 注意点:サイズが合わないと作業しづらく、逆に怪我の原因になることも。試着してくださいね
さくら

値段の幅がありますが、大まかに以下の特徴があります。

手袋(ガーデングローブ)の目安の価格帯と特徴
100円〜500円(入門・使い捨て向け)
  • 素材:薄手のポリエステル、綿、簡易ゴムコーティング
  • 特徴:軽くて安価。短時間作業向き。
  • 用途:草取り、植え替えなどの軽作業
  • 注意点:破れやすく、長時間や重労働には不向き。
500円〜1,000円(一般的な家庭用)
  • 素材:ポリエステルと合成皮革の組み合わせや、ゴムコーティング。
  • 特徴:フィット感・耐久性がほどよい。扱いやすく汎用性あり。
  • 用途:草取り、剪定、土作業、日常的な庭仕事全般
  • 注意点:合成皮革は直射日光や熱に弱い。蒸れやすい。コーティング部分は通気性ゼロ。夏場は特に不快感が出やすい。
1,000円〜3,500円(高耐久・快適性重視)
  • 素材:本革(豚革・牛革)、高品質ゴム、耐切創繊維など。
  • 特徴:耐久性・保護性が高い。重作業にも強い。
  • 用途:レンガ・石運び、バラの剪定、大規模作業など。長時間の作業や、重作業、プロフェッショナルな使用に適しています。
  • 注意点:革は乾燥や水濡れで硬くなる。手入れが必要。価格が高め。低価格帯に比べ、耐久性が向上します。
さくら

私は、500円前後のゴムコーティングされた手袋をよく使っています。滑りにくく、使いやすいです。洗い替えも含め、2枚あると便利です。

スコップ(移植ごて)

2cm刻みのメモリ付き移植ごてが木目調のテーブルに乗っている。移植ごての取っ手は緑色。

苗の植え付けや土の移動に必須

  • 選び方:金属製で丈夫、先端が尖っているもの。目盛り付きだと深さの目安になり、便利です。
  • 目安の価格帯:800円〜2,000円
  • 注意点:プラスチック製の軽いスコップは、硬い土ではすぐ折れることがあるため、断然、金属製がおすすめです。

ジョウロ(ハス口付き)

水やり用。シャワー状のハス口付きが苗や土を傷めにくい。

さくら

「ハス口」の読み方は「はすぐち」です。
カタカナ「ハス」+漢字「口(クチ)」です。
「はすろ」ではありません。

  • 目安の価格帯:2L程度のジョウロなら、プラスチック製は500〜1,500円前後、アンティーク風のブリキ製は2,000〜5,000円程度が目安です。
  • 注意点:大きすぎるジョウロは扱いにくく、水量が多すぎることも。初めは2L前後が扱いやすいです。

園芸用ハサミ

植物の茎や芽、花ガラを切るのに欠かせない道具。

  • 選び方:花用の剪定バサミ、植物の小さい芽をカットできる芽切りバサミ。先が細い方が細かい作業がし易いです。
  • 目安の価格帯:800円〜3,500円
  • 注意点:刃が鈍いと枝や花を潰してしまい、植物にダメージが出ます。切れ味の良いものを選ぶか、使う前に研ぐと気持ちよくスパッと切れます。

霧吹き(スプレー)

種まき直後の水やりや乾燥対策に使います。

  • 目安の価格帯:100円〜500円
  • 注意点:スプレーの穴が詰まりやすいタイプもあるので、簡単に分解して掃除できるものが便利です。

草取り鎌

草取りを楽にする道具。

  • 目安の価格帯:500円〜1,500円
  • 注意点:力任せに使うと手首や腰を痛めやすいです。握りやすい柄や軽量タイプを選ぶと負担が減ります。
さくら

色々なタイプがありますが、はじめは、オーソドックスな草取り鎌を購入するのがおすすめです。ある程度どんな草でも対応できます。

膝当てパッド

地面に膝をついても小石が気にならず、快適に作業できる。お助けアイテム。

  • 目安の価格帯:膝当てパッド1000円~2500円
  • 注意点:膝当てパッドはハードタイプを選ぶとどんな地面にも対応できます。
さくら

「膝当てマット」という道具もあるのですが、膝当てマットより「膝当てパッド」の方がおすすめです。マットは移動のたびに持ち運ぶ必要がありますが、パッドなら膝に装着したまま動けるので、手が空きます。

バケツ

土や剪定ゴミの運搬に便利

  • 目安の価格帯:300円〜1500円
  • 注意点:バケツは大きすぎると持ち運びが重くなるので用途に合ったサイズを選びましょう。

まとめ:最低限揃えたいのはこの8つ

  • 手袋(ガーデングローブ)
  • スコップ(移植ゴテ)
  • ジョウロ(ハス口付き)
  • 園芸用ハサミ
  • 霧吹き(スプレー)
  • 草取り鎌
  • 膝当てパッド
  • バケツ

これからガーデニングをはじめるための道具として、上記8つを揃えれば十分です。
道具選びの注意点を意識すれば、買ってから「失敗した…」ということも少なくなりますよ。
作業を進めながら必要に応じて買い足すこともできるので、効率的にガーデニングを楽しむことができると思います。
ぜひ、揃えてみてくださいね。

さくら

ありがとうございました。

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